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ワイドストレートパンツのデザイン

  • yanagida
  • 2017年5月10日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年2月21日


今回はワイドストレートパンツのお話。

今や定番といってもいいガウチョパンツ、でも私はやっぱりワイドが好きで、

ワイドパンツは結構人によっては扱いが難しいとよく聞くけど、私はワイドパンツの太さもうまく使えば、大人っぽくも、またエレガントにもカジュアルにも使えると思っています。

Alloc .で作ったのはワイドストレートパンツと呼んでいて、なぜ”ストレート”とつけているかと言うと”スマートに見えるワイドパンツのさじ加減とは?”っと言う定義が自分の中にありまして、

1 : 履いた時に自分の腰より外にボリュームが極力出ない。

2 : 腰回りにあまりボリュームをつけすぎない。

3 : 太もも辺りよりと裾辺りのボリュームの見え方に差をつけない。

言ってしまえば全体的のシルエットがポイントなのですが。。。。。

( 作り手としてはこれはもう経験でしかありません。)

上の3つを考えた時にいかに腰から裾までまっすぐ下に伸びたラインを作るか?それによって、太って見えるのではなく長方形を作ると言うことなのです、真っ直ぐに見えるラインという事で"ストレート"と名付けています。

ワイドパンツ サイドライン

ワイドなので、ボリュームが中途半端になってはカッコよくも可愛くもないので、ある程度の思い切りは必要なのですが、ここで重要なのが選ぶ素材。

上記の1, 2をクリヤするために、落ち感のある素材を選んでいます。これには2つのポイントがありまして、

1 : 素材が下に向かって落ちるのでボリュームがあっても膨らみすぎない。

2 : 動いた時に素材がしなやかに揺れるので、その動きがエレガントに女性らしく見え、シャープなコーディネイトをしても男っぽくも子供っぽくもならない。

このようなことを考えてデザインしています。

アロックではそのワイドパンツの脇にラインを入れました。非常に短いフリンジ調のコードを挟み、ありきたりから外れて見ました。。。。

サイドライン ワイドパンツ

このラインがより特別感を出し、コーディネイトによってはお食事やウェディングパーティーから仕事、プライベートまで幅広く使えるパンツになっています。フリンジ調のラインはよくあるサテンパイピングのものとは違いエレガント過ぎず、畏まった感じを和らげるのに非常に効果的だと思います。

洗濯機で気軽に洗えるので、見た目が綺麗でも非常にカジュアルな感じに扱えるのと、シワになりにくいストレッチ素材なので、履き心地もカジュアル感覚です。見た目と違いはき心地と扱いがカジュアルなものになっているので、気軽に履き込んでください。

長めの丈でクッションを与えてもいいし、ちょっと短めに履いてみるのもいい。ウエストがゴムと紐で調節で長短6 ~7cmは対応できるので、コーディネイトに合わせて丈をアレンジして見て下さいね。

ワイドなパンツのシンプル着こなし参考例を挙げてみました。


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80年代後半から90年代にかけてパリのKENZOでデザイナーを務め、その後BURBERRY(三陽商会)で11年間チーフデザイナーを務めた経歴のある柳田浩貴による、和モダンな感覚をポップにデザインしたアイテムやライフスタイルのテイストにあった物を気軽な感じでオススメしていきたいと思います。ポートフォリオ

ABOUT Alloc .

Allocでは本当に持っていると良いものは何か?年間通して着る事ができ洗える、肩肘張らずにオシャレに見える。”こんなのあったら良いね”をモットーに、できることをやっていきたい。。。そんな思いで始めました。

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​ラウンジウェアーを近々公開。。。

Allocstoreの販売を信頼おける"Creema"に委託することに致しました。商品購入はクリーマーで引き続きよろしくお願いいたします。

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