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パッケージデザインからのアプローチ

  • yanagida
  • 2017年3月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年2月21日


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なぜ巻き帯包装にするのか?

商品をデザインする事と同じぐらい、それをどう見せて売るかと言う事も非常に重要で自分はいろんな意味で”シンプルな和モダンテイストを色々な形で表現した製品”をイメージしている。でも服自体で表現するにはどうにもこうにも難しいところがあって、私の能力ではカバーしきれない。。。って事でその売り方、包装の方法を含め表現しようと思ったのです。ようはパッケージデザインから和モダンの感覚にアプローチしてみようと言う事です。

ある日、和モダンな感覚のお寿司屋さんに行った時に、ふと目に入ったお箸、お箸をビシッと留めつけている巻き帯、非常に和な感覚をそこに感じ、「よし留めてやろう」と。www

お箸の帯

"畳む"と言うこと

畳む”と言う行動は日本人が古くから馴染みのある習慣で、また、少ないスペースをうまく使い収納すると言う意味でも和的な感覚であると思っているのです。だからできるだけあらゆる商品を畳んでやりたいと言う願望が湧いたのです。また、旅行や出張の時に必ず畳むことになるものなので、出来るだけ畳んでいいものを作りたいと。。。。。

そう言えば、お坊さんの修行でもちゃんと畳むと言う習慣をつけると言うのがあると聞いた事がある。

畳んで巻き帯で留める

結果、畳んで留めると言う方法が自分の表現にはぴったりかな?っと。。。。

ま〜どこまで畳んで留める事が出来るのかは判らないけど、頑張ってみることにする。

巻き帯 パッケージデザイン

どんな考えで製品を作ろうが、結果的に同じような物が氾濫している中、自分の考えるテイストをどう伝えるか? これって非常に重要であってどう見せるかまでのデザインが無いとなかなか伝えにくい時代である。どのようなアプローチでそうなったか?作る側としては非常に大切な姿勢なんだと思います。そこにその商品のデザイン価値が生まれるのだと。。。。だからこそ全体のデザインが必要不可欠なんだと。。。。

一般的に日本の企業ブランドは直接お金に変わる商品だけに目を向けて、それの売り方や見せ方には予算を渋るのが常識化している。商品以外のところにデザインが無く価値がないと言うこと。長年企業でブランドに携わってきて、そこは痛感している。この考えが日本企業から本当の意味でのブランドビジネスが生まれない根本的な理由だと思う。服と言う製品以外も含めて商品と考えるべきだと思うが、ようは差別化を服だけでしようとするが、売れている物だけを見て商売しているので差別化には結局ならない。。。イメージの差別化ができないのです。

企業ではやれないことをやろう!

Comments


80年代後半から90年代にかけてパリのKENZOでデザイナーを務め、その後BURBERRY(三陽商会)で11年間チーフデザイナーを務めた経歴のある柳田浩貴による、和モダンな感覚をポップにデザインしたアイテムやライフスタイルのテイストにあった物を気軽な感じでオススメしていきたいと思います。ポートフォリオ

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Allocでは本当に持っていると良いものは何か?年間通して着る事ができ洗える、肩肘張らずにオシャレに見える。”こんなのあったら良いね”をモットーに、できることをやっていきたい。。。そんな思いで始めました。

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